About
オリーブの会より
1987年、京都府立精神保健福祉総合センターのデイケア終了メンバーのご家族らによって、無認可共同作業所「オリーブの会共同作業所」が立ち上げられました。そこには、「おれても、おれても、そこから芽を出して伸びゆく、強くたくましいオリーブの木のように、病気の再発に耐えて、強く生きてゆきたい」との願いがこめられています。
まだまだ精神障害の方々への社会資源が乏しかった時代に、自分たちの手で作り上げた作業所の実践とは、働くことのみを目的とせず、メンバーや家族、地域の方々と共に自分たちの住む地域を作るというものであり、わたしたちもそのことを大切に思い、事業所を運営してきました。
そしてメンバーのためにある事業所であることを運営の中心に置き、メンバーの思いを実現するため、個々のニーズに合わせた事業を展開してきました。法律が変わりサービス等利用計画の作成が必要になれば相談支援事業を始め、働くことだけでなく地域との交流ができるようにと、誰もが訪れることのできるサロンも開きました。また生活支援を必要としている方のためにグループホームを、そこからひとり暮らしを始めた方には、支援を継続するための自立生活援助を立ち上げるなどもしてきました。
わたしたちは、現在の事業所の評価とされている工賃の多寡や就労支援のみにとらわれず、「働きたい」「週1回でも通いたい」「社会とつながっていたい」等の希望を持った様々な方を受け入れることが大切だと考えています。一人ひとり違ったあり方を尊重するなかでこそ、メンバー同士が相互に作用し合い、新たな価値観が生まれ、自己実現を目指せると考えるからです。
そしてまた、生きづらさは本人の中にあるのではなく、社会との接点にあると考えます。オリーブという場所が、メンバー同士や地域の様々な方との出会いの場となり、自分の知らない人や社会の側面にたくさん気付き、その見方を豊かにしていく場となることを願っています。
今後もメンバー一人ひとりのニーズを捉え、多くの方々の同意と支援を得られるような法人運営につとめてまいります。
オリーブの会について
法人概要
住所:京都府京都市山科区東野中井ノ上町3番33
理事長:勇川昌史
定款:定款、役員及び評議員の報酬等に関する規定、役員名簿
報告書:2023年度 現況報告書、2023年度 事業報告書、2023年度 決算報告書
2022年度 現況報告書、2022年度 事業報告書、2022年度 決算報告書
2021年度 現況報告書、2021年度 事業報告書、2021年度 決算報告書
2020年度 現況報告書、2020年度 事業報告書、2020年度 決算報告書
2019年度 現況報告書、2019年度 事業報告書、2019年度 決算報告書
2018年度 現況報告書、2018年度 事業報告書、2018年度 決算報告書
2017年度 現況報告書、2017年度 事業報告書、2017年度 決算報告書
沿革
- 1987年8月
- 無認可共同作業所「オリーブの会共同作業所」設立
- 2002年3月
- 特定非営利活動法人「やましなオリーブの会」設立
- 2004年10月
- 社会福祉法人「オリーブの会」設立
「オリーブの会共同作業所」から、精神障害者小規模通所授産施設「オリーブホットハウス」に名称変更 - 2005年11月
- 農園事業開始(2006年5月に農園移転。オリーブ農園として開始)
- 2007年10月
- 京都市こころのふれあい交流サロン「るまんやましな」開設
- 2008年10月
- 障害者自立支援法に基づき、就労継続支援B型事業所に移行
- 2013年3月
- 特定計画相談支援事業所「オリーブ相談支援事業所」開設
- 2016年12月
- 共同生活援助「グループホーム小山の家」開設
- 2019年6月
- 共同生活援助「サテライト1・2」開設
- 2019年8月
- 自立生活援助「自立生活援助事業所小山の家」開設
- 2020年7月
- オリーブ農園、グループホーム小山の家移転
事業紹介
就労継続支援B型事業所
「オリーブホットハウス」
定員 | 25人 |
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場所 | 京都府京都市山科区東野中井ノ上町3番33 |
活動内容 | 畑作業、野菜販売、パン製造、内職、自主製品(和風小物、さをり織り)、清掃作業、喫茶作業等、自分で従事したい作業を選択し、それに応じた支援を行っています。 |
計画相談支援事業所
「オリーブ相談支援事業所」
場所 | 京都府京都市山科区東野中井ノ上町3番2 |
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活動内容 | 障害福祉サービス又は地域相談支援を利用する方に、サービス等利用計画(プラン)の作成やサービスの利用状況の検証及び計画の見直し(モニタリング)を行います。 |
こころのサポートふれあい交流サロン
「るまんやましな」
場所 | 京都府京都市山科区東野門口町1番2 |
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活動内容 | オリーブを利用している人だけでなく、どなたでも利用していただける喫茶スペースとして提供しています。定期的に絵画教室や歌サロンも開いており、地域にひらかれた交流スペースとなっています。 |
共同生活援助
「グループホーム小山の家」
定員 | 6人 |
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場所 | 京都市山科区東野中井ノ上町9番67 |
活動内容 | 利用者が地域において自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、相談、入浴・食事の介助、その他日常生活上の援助を受けながら共同で生活する場を提供しています。 |
自立生活援助
「自立生活援助事業所小山の家」
場所 | 京都市山科区東野中井ノ上町9番67 |
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活動内容 | 利用者が地域において自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、定期的な巡回、訪問、相談対応等により、利用者の状況を把握し、必要な情報の提供及び助言その他の必要な支援を行うサービスです。 |
サポートしていただける方へ
オリーブだよりの送付
オリーブが発行する「オリーブだより」をぜひお読みください。送付希望の方は、①お名前・②宛先をメールにてお伝えください。
オリーブの見学
オリーブの見学にお越しください。①お名前・②見学を希望される日時(2週間先以降の候補日を3日程度)・③見学を希望される方の人数・④見学の目的をメールにてお伝えください。すぐに対応が難しい場合もありますのでご了承ください。
ボランティア
オリーブでのボランティアを希望される場合は、①お名前・②ご所属・③お住まいの地域・④どんなボランティアを希望するかをメールにてお伝えください。ご希望にそえない場合もありますが、さまざまなボランティアを募集いたします。またなるべく長く続けたいと思っていただける方に来ていただきたいと思っています。
ボランティアの例:畑作業、内職、パンづくり、醍醐寺の掃除など、メンバーの行う作業を一緒にしていただいたり、メンバーと一緒に活動することがメインとなります。
お仕事のご提供
お仕事を提供してくだる企業、法人、個人事業主の方を募集しています。どんな仕事ができそうか、まずはご相談していただくのでもかまいません。すでに頼んでみたいというお仕事がある場合もぜひご連絡ください。とくに京都市内、山科、醍醐地域からのご依頼を歓迎いたします。